不動産仲介フランチャイズの開業ガイド
不動産仲介フランチャイズの開業資金|10本部の初期費用と、加盟金の外にある免許・保証協会の費用
更新内容:不動産仲介の開業ガイドとして新規作成しました

編集部の判断
不動産仲介の開業資金は、本部に払うお金と、法律が求めるお金と、店のお金の3つに分かれます。
本部の募集ページに出てくるのは最初の1つだけです。
- 一つ目は本部に払うお金です。センチュリー21は有価証券報告書に地域ごとの加盟金(首都圏300万円〜九州・北海道150万円、税抜き)を書き、募集ページは広告基金一時金と合わせて168万〜336万円と表示します企業公表。イエステーションは加盟金100万円だけを書き、保証金・研修費の記載はありません企業公表。
- 二つ目は法律が求めるお金です。宅建業の知事免許の申請手数料(神奈川県で紙3.3万円)と、保証協会の弁済業務保証金分担金(本店60万円)です。保証協会に入らなければ、営業保証金1,000万円を法務局に供託します。業界団体の入会金も、第三者の記事で数十万円かかります〔行政資料〕〔第三者資料〕。本部の看板を借りても、この費用は加盟する会社が払います。
- 三つ目は店のお金です。店舗の敷金・仲介手数料と内装・看板です。額を公表する本部はありません。SUMiTASだけが、FAQで「最小想定で500万~600万円程度で開業可能」と総額を書きますが、内訳はありません企業公表。
状況別:編集部ならこうする
| あなたの状況 | 編集部ならこうする |
|---|---|
| すでに宅建業を営み、看板を足すだけ | 免許と保証協会はすでにある。本部への初期費用と看板・内装の掛け替えの額を書面で出させる |
| これから免許を取って開業する | 加盟金に63万円と業界団体の入会金、物件取得・内装を足した総額を自分で作り、本部に確かめる |
| 宅建の資格がない | 宅建士の店長を雇う前提の資金(月46万円の人件費)を1年分は別に持つ。持てないなら見送る |
10本部の初期費用(公表の値)
| 本部 | 公表の初期費用 | 含むもの | 税 |
|---|---|---|---|
| センチュリー21 | 168万〜336万円 | 加盟金+広告基金一時金。店舗・内装・免許と保証協会は含まない | 税抜 |
| イエステーション | 100万円 | 加盟金だけ。保証金・研修費・店舗は記載なし | 税区分不明 |
| SUMiTAS | 500万〜600万円(FAQ) | 加盟金200万円(税別)を含む。ほかの内訳はない | 税区分不明 |
| ハウスドゥ | 非公開 | 第三者サイトは加盟金165万円・保証金70万円と書く | — |
| エイブル | 非公開 | — | — |
| アパマンショップ | 非公開 | 第三者の記事は加盟金100万〜300万円と書く | — |
| ピタットハウス | 非公開(『各エリアごとに異なります』) | — | — |
| ミニミニ | 非公開(加盟金と加盟保証金があるとだけ) | 既存の宅建業者が前提 | — |
| LIXIL不動産ショップ | 非公開(資料請求の後) | — | — |
| ホームメイト | 非公開 | — | — |
企業公表〔第三者資料〕第三者サイトの値は、本部の公表ではありません。
事業に必要な現金:初期費用+免許・保証協会+立ち上がりの不足
オーナーが宅建士として営業し、1年かけて月3件の成約に届く前提で、月別の収支を積み上げた最も深い点が事業に必要な現金(借入前)です編集部の試算。
| 本部 | 判明分の初期費用 | 免許・保証協会 | 事業に必要な現金(都市部・確認済み費用だけの試算) |
|---|---|---|---|
| センチュリー21 | 336万円 | 63万円 | 540万円 |
| イエステーション | 100万円 | 63万円 | 295万円 |
| SUMiTAS | 600万円 | 63万円 | 821万円 |
(当サイトの試算・参考。物件取得費と内装・看板は入れていない。生活費は入れていない)
立ち上がりの1年は、売却の依頼を集め、成約して手数料が入るまでの期間です。その間も社員と事務の人件費、家賃、ポータルの掲載費は毎月出ていきます。月の成約が0件の月の赤字は、都市部でイエステーションの費用なら月−104万円です編集部の試算。
物件取得と内装
物件取得費は、評価の方法の共通の規則で家賃の6〜10か月分を足して回収の幅を見ます。
地方で家賃10万円なら100万円、都市部で25万円なら250万円です編集部判断。内装・看板は額の公表がなく、試算の回収に足していません。150万円と置くと、地方の回収はイエステーションの費用で13か月になります〔試算・参考〕。
自己資金・借入・生活費を分けて考える
- 生活費(月25万円)は事業の資金に入れていません。
- 成約の入金が遅れる月に備える家計の予備は、別に生活費の半年分を最低線に、1年分を勧めます。借入と返済を入れた月末の残高は、収支シミュレーターと資金計画のガイドで自分の値に置き換えてください。
宅建士を雇うか
- オーナーが宅建士でなければ、宅建士の店長を雇い続けることが営業の条件です。
- 会社負担込みで月46万円と置くと、都市部で黒字になる月の成約はイエステーションの費用で1.3件です編集部の試算。店長が辞めれば2週間以内に代わりを置かなければ営業できません〔行政資料〕。
売りに出ている会社を買う場合
- バトンズの『賃貸不動産管理・仲介』の一覧1ページ目30件に、FC加盟店の案件はありませんでした〔第三者資料〕編集部の集計(2026年10月12日)。
- 仲介だけの小さな会社は、免許の更新回数を売りにした法人譲渡が希望額250万〜350万円です。免許の年数は買えても、売却の依頼の地盤は買えません編集部判断。
本部に出してもらう数字
- 加盟金・保証金・研修費・看板と内装の目安を含む、開業の総額。
- 免許と保証協会の加入を本部が支援するか、その費用を初期費用に含むか。
- 開業から12か月の加盟店の月の成約件数(売買・賃貸別)の中央値。
- 開業前に本部に払う月額があるか(支払開始の時期)。
根拠にしたデータ
- 本部の初期費用:各本部ページの「すべてのデータと出典」
- 免許・保証協会・専任の宅建士:research/regulation.json(神奈川県・鳥取県の案内、e-Govの条文)
- 試算:scripts/model_fudosan.mjs → research/model_out.json
- 売却案件:research/sale_listings.json
よくある質問
不動産仲介のフランチャイズは、いくらあれば始められますか?
公表の範囲では、本部への初期費用は100万〜336万円です。
そこに宅建業の免許の手数料と保証協会の分担金(合わせて63万円)、業界団体の入会金、物件取得と内装、立ち上がりの1年の赤字が乗ります。総額を公表しているのはSUMiTASのFAQ(500万〜600万円)だけです企業公表。
保証協会に入らないといけませんか?
- 入らない場合は、営業保証金(本店1,000万円)を法務局に供託します。保証協会に入れば、分担金は本店60万円です〔行政資料〕。
宅建の資格がなくても加盟できますか?
- 本部によっては加盟できますが、事務所ごとに業務に従事する者5名に1名以上の専任の宅建士が要ります。オーナーが宅建士でなければ、宅建士を雇い続けることが営業の条件です〔行政資料〕。
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