中華料理・餃子・ちゃんぽん(町中華・餃子専門店・餃子の持ち帰り/無人販売を除く店舗型)の開業ガイド
中華料理・餃子フランチャイズの開業資金|9本部の初期費用と、大衆中華・餃子酒場・ちゃんぽんで変わる総額

編集部の判断
中華の店の開業資金は、厨房と排気で決まります。
鍋をふる大衆中華は強い火力と排気ダクトが要り、大阪王将の厨房設備は550万円、電化厨房なら710万円〜です企業公表。手鍋で煮込む近江ちゃんぽん亭や、全自動の焼き機を使う餃子のかっちゃんとは、同じ「中華」でも総額の桁が違います企業公表〔第三者資料〕。
もう一つは、本部への初期の支払いだけを出す本部が多いことです。近江ちゃんぽん亭は本部への支払い410万円〜、じげもんちゃんぽんは期間限定で280万円を出しますが、内外装・厨房を含む総額は出していません企業公表。本部への支払いの額を、開業資金と読み違えないでください編集部判断。
状況別:編集部ならこうする
| あなたの状況 | 編集部ならこうする |
|---|---|
| 1,000万円以下で餃子の店を始めたい | オリオン餃子の予算別プランの、保証金と店舗設計費の扱いを聞く。プランの人件費の前提も書面で求める |
| 駅前で大衆中華を出したい | 大阪王将の総額に物件取得費(家賃の10か月分ほど)を足して資金を組む。ガスと排気の工事が見積もりに入るかを確かめる |
| ちゃんぽん専門店を出したい | 近江ちゃんぽん亭に、内外装・厨房を含む型ごとの総額を書面で出してもらう |
9本部の初期費用(公表の値)
| 本部 | 公表の初期費用 | 含むもの | 税 |
|---|---|---|---|
| オリオン餃子 | 300万円(地方の居抜き15坪)〜1,000万円(地方中核都市の新規30坪)。首都圏の居抜き10坪496万円 | 敷金・仲介手数料・工事期間の賃料・内装・厨房を含む。加盟金・ロイヤリティ0円 | 税区分不明 |
| 餃子のかっちゃん | 総投資1,900万円台〜(居抜き・業態変更) | 加盟金200万・保証金100万。物件取得費を含むかは書かれていない | 税区分不明 |
| 大阪王将 | 商人物語2,665万円(首都圏限定・個人)/のれんチャイズ30坪3,380万円・40坪4,850万円(法人) | 加盟金(商人物語は免除)・保証金・内外装・厨房(リース含む)・設計・開店費。物件取得費は別 | 税区分不明 |
| 近江ちゃんぽん亭 | 本部への支払い410万円〜(総額は非公開) | 加盟金200万・保証金150万〜・研修30万〜・開店指導30万 | 税区分不明 |
| じげもんちゃんぽん | 本部への支払い280万円(期間限定。総額は非公開) | 加盟金100万・保証金50万・開業支援費100万・研修費30万 | 税別 |
| 餃子の王将 | 加盟料75万〜125万円・保証金100万〜250万円(総額は非公開) | 有価証券報告書の契約の要旨 | 税区分不明 |
| 肉汁餃子のダンダダン・本格餃子 包 TSUTSUMU・アガリコ餃子楼 | 非公開 | - | - |
企業公表〔第三者資料〕税区分の分からない初期費用は、試算でもそのままの額(税別とみなす)で使っています。
事業に必要な現金:初期費用+立ち上がりの不足
オーナーが厨房に立ち、3か月かけて標準の客数に届く前提で、月別の収支を積み上げた最も深い点が事業に必要な現金(借入前・生活費を引く前)です編集部の試算。
| 本部 | 試算の初期費用(税抜) | 標準の1日の客数 | 事業に必要な現金(都市部) | 事業に必要な現金(地方) |
|---|---|---|---|---|
| 大阪王将(のれんチャイズ30坪) | 3,380万円 | 195人 | 3,549万円 | 3,488万円 |
| オリオン餃子(700万円プラン・本部のプランの月商) | 700万円 | 61人 | 1,815万円 | 830万円 |
| 餃子のかっちゃん | 1,900万円 | 114人 | 1,966万円 | 1,940万円 |
(編集部の試算・参考。物件取得費と生活費は入れていない)
物件取得費
公表の初期費用に物件取得費が入るのはオリオン餃子だけです。
ほかの本部は、評価の方法の共通の規則で家賃の10か月分を足した回収で判定しています編集部判断。大衆中華30坪の家賃は都市部で月75万円・地方で月36万円と置きました(編集部の仮定)。大阪王将の地方の回収は、これを足すと33か月から37か月に延びます(オーナーが厨房に立つ・生活費控除後。試算)。
- 中華の居抜きは、ガスの容量と排気ダクトの経路が合えば工事費が大きく下がります〔第三者資料〕。物件を決める前に、ガスの号数と排気の経路を本部と工事業者に確かめてください編集部判断。
自己資金・借入・生活費を分けて考える
- 生活費(月25万円)は事業の資金に入れていません。
- オーナーが厨房に立つ型でも、開業の月からパートの人件費と家賃は満額で出ていきます。大阪王将の研修は60日で、その間の生活費も別に要ります企業公表。借入と返済を入れた月末の残高は、収支シミュレーターと資金計画のガイドで自分の値に置き換えてください。
売りに出ている店を買う場合
- バトンズの業種「中華料理店」の売り案件123件では、希望額の中央が800万円、最も多い年商の帯が1,000万〜3,000万円です〔第三者資料〕。
- 手作りぎょうざが看板の町中華、ちゃんぽん店、餃子店の法人譲渡まで、型はさまざまです。
本部に出してもらう数字
- 物件取得費・内外装・厨房・排気の工事を含む開業の総額の見積もり(全本部)。
- 近江ちゃんぽん亭・じげもんちゃんぽん・餃子の王将の、型ごとの総額。
- オリオン餃子の予算別プランの、保証金と店舗設計費の扱い。
- 餃子のかっちゃんの総投資1,900万円台の内訳と、物件取得費を含むか。
- 研修期間の生活費と、研修に出る人数の費用。
根拠にしたデータ
- 本部の初期費用:各本部ページの「すべてのデータと出典」
- 試算:編集部の収支モデル
- 売却案件:編集部の売却案件の集計
よくある質問
中華料理・餃子のフランチャイズは、いくらあれば始められますか?
- 総額の目安を出す本部では、オリオン餃子が物件取得費込みで300万円〜、餃子のかっちゃんが居抜きで総投資1,900万円台〜、大阪王将が首都圏限定の個人向け2,665万円・法人向け30坪3,380万円(物件取得費は別)です企業公表〔第三者資料〕。
- 餃子の王将・近江ちゃんぽん亭などは総額を出していません。
個人でも加盟できますか?
大阪王将は、個人向けが首都圏限定の商人物語で、のれんチャイズは比較サイトの本部原稿で法人向けです。オリオン餃子・近江ちゃんぽん亭・じげもんちゃんぽん・餃子のかっちゃんは個人も加盟できると読めます。餃子の王将は社内独立制度と一般加盟を募集し、個人の可否を書いていません。肉汁餃子のダンダダンは加盟の窓口がありません企業公表〔第三者資料〕。
読み終えたら、次に見る
判定が上位大阪王将条件次第
店 299→285・回収 4年1か月(49か月)・判定の理由:本部費未確定
全社を一覧で中華料理・餃子フランチャイズ9社の比較
判定・初期費用・本部へ払う額・店の増減を同じ表で
回収は各本部の判定に使う条件での試算
RE開業ガイド