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24時間ジムフランチャイズ 市場・収益分析

24時間ジム市場とFC13本部の収益性調査

2026年版|更新 2026年10月3日|調査対象 13本部|公開情報+当サイト試算|評価の方法

エグゼクティブサマリー(3分で読める要約)

24時間型の施設数5,034施設2025年8月時点
1年に開いた24時間型513施設2024年9月〜2025年8月
おすすめ2本部13本部のうち(当サイト判定)

出典:矢野経済研究所『フィットネス施設に関する調査を実施(2025年)』(2026-03-12)

フランチャイズリサーチ編集部が、2026年10月2日時点の公開情報で調べました。数字には出どころを示すラベルを付けています。本部公表は本部の公表、第三者資料は行政・決算・業界誌など、当サイト集計は当サイトの集計、当サイト試算は当サイトの試算、編集部判断は編集部の判断、裏付け未取得は確かめられていないものです。

市場の結論3点

  1. 24時間型は5,034施設で、フィットネス施設の36.3%を占める第三者資料。ただし1年に開く施設は826→513に減った第三者資料
  2. 月会費は約3,300円と約7,000〜8,800円(いずれも税込)の二極に分かれた当サイト集計。安い型は、同じ売上に2倍超の会員が要る
  3. フィットネスクラブ運営企業の倒産は、2026年1〜8月で26件と過去最多第三者資料

おすすめ2本部と向く人

こんな人ならおすすめ根拠の数字
郊外・ロードサイドで、月6,000円前後の中価格ジムを持つワールドプラスジム加盟店5店の会員602〜841名を公開本部公表。地方の家賃なら回収53か月当サイト試算
本部費を定額で読み、費用の内訳を確かめて始めるスマートフィット100本部への定額は月37万円本部公表。3年半で消えた店は2店当サイト集計

法人で1億円規模を出せるなら、エニタイムフィットネスが比較の基準です。加盟店の閉店は年1%未満で、13本部で最も長い実績があります第三者資料。ただし加盟は法人だけのため、判定は「法人向け」としました編集部判断。

最も重いリスク3点

リスク数字読者がやること
都市部の家賃では回収できない中位の会員数で、13本部中9本部が都市部の家賃だと10年で初期費用が戻らない当サイト試算出したい物件の坪あたり家賃を先に決め、その家賃で本部に収支を出してもらう
本部への支払いが見えない13本部中8本部が、ロイヤリティを公式に出していない当サイト集計ロイヤリティ・システム料・広告分担金を合計した月額を書面でもらう
店が減っている本部がある2本部で、比較の起点にあった店の2割以上が一覧から消えた当サイト集計一覧から消えた店の数と理由(閉店・移転・転換)を聞く

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13本部の判定(2026年10月2日時点)

判定は本部そのものの格付けではありません編集部判断。予算・地域・法人かどうかで、合う本部は変わります。「おすすめ」は2本部にとどまりました。費用を公開し、収支の筋が通り、店も残っている本部が少なかったためです。


この業態で勝敗を分ける3つのこと

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1. 坪あたりの会員数と、坪あたりの家賃

24時間ジムは、家賃・マシン・光熱費・警備の固定費が重い商売です第三者資料。その固定費を、毎月の会費で吸収します。損益分岐を1坪あたりの会員数で見ると、月7,000円前後の型は4〜7人、月2,980円の型は10〜20人でした当サイト試算。

LifeFitの代表は「家賃が坪あたり2万円すると収益が成り立ちづらい」と話しています本部公表。安い型ほど、家賃の上限は厳しくなります。

2. 本部の集客力

エニタイムは年2回の全国TVCMなどで、1店あたりの在籍が270名増えたと説明しています本部公表。1店の平均会員は、2021年3月の624名から2025年9月の894名に伸びました第三者資料。本部の広告で会員が集まるかは、加盟店の売上を直接動かします。

3. 本部への支払いの形

本部への支払いには、定額型と売上の何%型があります。定額型は、会員が増えた分がそのままオーナーに残ります。

型本部中位の会員数での売上比当サイト試算
定額HYPER FIT24(月13.5万円)、スマートフィット100(月37万円)、ワールドプラスジム(月約35万円・第三者サイトの値)、エニタイム(本部収入は1店月約42万円)4.2〜9.5%
売上の何%ECOFIT24(10%・上限月30万円)、FIT PLACE24(10%+広告3%・第三者サイトの値)、LifeFit(15%+月3万円)、chocoZAP(15%・最低月16.5万円+固定31万円)10〜32.6%

chocoZAPは、本部自身の収支モデルでも本部への支払いと手数料が売上の約36%です当サイト試算。

加盟店が失敗する4つの経路編集部判断

  1. 月2,980円の型を、都市部の家賃の物件で出す
  2. 近くに競合が出て、計画した会員数に届かない(FIT-EASYも有価証券届出書でこのリスクを挙げる第三者資料)
  3. 6,000万〜1億円の初期投資を、本部の「最短」の回収年数を前提に借りる
  4. 本部がそのブランドを縮める(直営店の売却、別ブランドへの転換)

市場と競争

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増えた施設、減った新規開設

事実数字出典
24時間型の施設数(2025年8月)5,034施設。全13,876施設の36.3%で業態別最多矢野経済研究所 2026年3月第三者資料
前年(2024年8月)4,348施設矢野経済研究所 2024年10月第三者資料
24時間型の新規開設826施設(2023年9月〜24年8月)→513施設(2024年9月〜25年8月)同上第三者資料
フィットネスクラブ・ジムの市場(2024年度見込み)7,100億円で過去最高。運営企業約80社の黒字は48.8%帝国データバンク第三者資料
フィットネスクラブの倒産(2026年1〜8月)26件。前年同期の2.6倍で過去最多。73%が販売不振東京商工リサーチ第三者資料

新規開設の減少は約38%です当サイト試算。矢野経済研究所は「サービスの同質化が進んでいる」と書いています第三者資料。24時間ジム単独の市場規模は、公開資料にありません裏付け未取得。

倒産の26件は、フィットネスクラブ全体の件数です。24時間ジム運営会社の社名つきの倒産事例は、確認できませんでした裏付け未取得。帝国データバンクは、入会金無料などのキャンペーンが常態化し、開業初期の売上確保が難しくなったと指摘しています第三者資料。

2つの価格帯

価格帯月会費(税込の例)本部の例1店の会員数
中価格(マシン特化・有人時間あり)7,040〜8,778円第三者資料エニタイム、JOYFIT24、フィットイージー、スマートフィット100、ワールドプラスジムエニタイム882名(2025年12月)第三者資料、フィットイージー約1,010人当サイト集計
低価格(無人・アプリ完結)3,278円本部公表chocoZAP、FIT365、FIT PLACE24、LifeFit、ECOFIT24chocoZAP約568人当サイト集計、FIT PLACE24約1,300人当サイト集計

会費の差は約2.35倍です(7,000円÷2,980円、当サイト試算)。同じ売上を得るには、低価格の型は2倍超の会員が要ります。人を置かずに固定費を下げるのは、そのためです。

エニタイムの本部は、自らを「価値訴求型」、低価格帯を「価格訴求型」と呼んで分けています第三者資料。MBOの資料では「とりわけ低価格帯業態で」新規参入が急増したと書いています第三者資料。

chocoZAPが作った基準

項目数字
店舗数134店(2022年9月)→2,056店(2026年8月、国内2,030)第三者資料
会員数ピーク135万人(2025年5月、無料会員25.6万人を含む)→116.7万人(2026年8月)第三者資料
既存店の黒字既存1,842店の95.0%が3か月連続黒字(店舗粗利。当時の店の98%以上は直営)第三者資料
FC2025年5月開始。54店(うち直営店譲渡45店、2026年8月)、2027年3月末に286店が目標第三者資料
長期目標国内8,000店第三者資料

大手は直営からFCへの切り替えを進めています。chocoZAPの直営店譲渡、ティップネスのFASTGYM24直営3店の他社への譲渡(2026年9月)、エニタイムの直営店の譲渡です第三者資料。

売却案件から見える出口

M&Aサイトに出た24時間ジムの売却案件は81件でした当サイト集計。単店の希望価格の中央値は1,550万円、年間営業利益に対する倍率の中央値は6.2倍(20件)です当サイト集計。いずれも売り手の自己申告です。

初期費用3,000万〜1億円に対し、単店の売却価格の中央値は1,550万円です当サイト集計。店を売って初期費用を取り戻すのは、簡単ではありません編集部判断。一方、エニタイムの本部は2025年11月、7店を運営する加盟企業を11.32億円で買いました(1店約1.62億円、当サイト試算)。実績のある多店舗の会社には高い値が付きます。


1店舗のお金の流れ

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同じ式で計算し直した理由

本部の収支モデルは、前提がばらばらです。人件費や獲得費が入っていないもの、1店の例、幅だけの代表発言が混ざっています。そこで全本部を、同じ式・同じ相場で計算し直しました当サイト試算。

月の売上 = 会員数 × 月会費 × 実際に払われる割合
月の営業利益 = 売上 − 決済手数料と売上連動の本部費 − 固定費 − 退会した分を補う獲得費
損益分岐の会員数 = 固定費 ÷(会員1人の会費から手数料・本部費・獲得費を引いた額)

固定費は、家賃・人件費・光熱費・警備システム・その他・定額の本部費です。営業利益は、減価償却・借入の利息・税金・オーナーの報酬を引く前の額です。

試算の前提(すべて出典つき。前提が変われば結果も動きます)

項目置いた値根拠
型中価格=100坪・月7,000円・日中有人、低価格=60坪・月2,980円・無人エニタイムの標準80〜120坪、LifeFitの標準60坪本部公表
家賃都市部 坪1.8万円、地方 坪9,000円エニタイムの家賃比率からの換算、LifeFitの物件基準当サイト試算
人件費中価格 月70万円、低価格 月10万円エニタイムの運営費の約2割、LifeFitのモデル本部公表
光熱費坪2,000円LifeFitとフィットイージー直営の間当サイト試算
警備・入退館システム月5.72万円外販価格の例第三者資料
決済手数料売上の3.5%LifeFitのモデル本部公表
退会率月3%(感度は2%・4.5%)24時間ジムの確かな月次値がなく、当サイトの仮置き当サイト試算
獲得費会員1人8,000円広告会社・コンサルの目安第三者資料
会員数の3水準中価格 500/650/850人、低価格 360/570/700人(本部の公表値があれば置き換え)エニタイムの損益分岐・モデル店・実績平均など本部公表
開業前の販促300万円FIT PLACE24の公式内訳本部公表
本部への支払いが非公開の本部中価格は月42万円の定額、低価格は売上の15%エニタイムの本部収入、chocoZAP・LifeFitの率当サイト試算

回収期間は、会員が6か月かけて目標まで増える前提で、月ごとの現金を積み上げて計算しました。見る期間は120か月(10年)です。税金と借入の返済は含みません。本部の「回収◯年」と定義が同じとは限りません。

検算:エニタイムの損益分岐

同じ式で、エニタイムの損益分岐は都市部505人・地方365人になりました当サイト試算。本部の説明は「損益分岐点は500名程度」です本部公表。都市部の家賃でほぼ一致しました。

LifeFitの本部モデル(会員700人+都度利用200回で営業利益100万円)も、同じ式で地方の家賃なら月約63.5万円になります当サイト試算。差は、都度利用の収入を入れていないことと、獲得費を引いていることです。

13本部の試算結果(中位の会員数)

本部月会費(計算値)損益分岐 都市部/地方中位の会員数月の利益 都市部/地方回収 都市部/地方
エニタイム7,000円505人/365人650人約95.8万円/約185.8万円119か月/62か月
JOYFIT24(参考)7,033円505人/365人650人約97.8万円/約187.8万円117か月/61か月
FASTGYM24(参考)7,000円505人/365人650人約95.8万円/約185.8万円119か月/62か月
フィットイージー(参考・200坪)6,500円875人/580人650人約-135.6万円/約44.4万円戻らない/戻らない
スマートフィット1006,000円610人/450人650人約23.0万円/約113.0万円戻らない/62か月
ワールドプラスジム5,973円585人/420人691人約61.0万円/約151.0万円戻らない/53か月
MIRA fitness(参考)5,000円715人/520人650人約-29.7万円/約60.3万円戻らない/84か月
HYPER FIT244,980円660人/460人650人約-2.4万円/約87.6万円戻らない/70か月
FIT PLACE24(100坪)2,980円985人/585人1,678人約156.5万円/約246.5万円65か月/41か月
chocoZAP(40坪)2,200円(実効)785人/555人800人約2.5万円/約38.5万円戻らない/74か月
ECOFIT242,980円605人/375人570人約-7.5万円/約46.5万円戻らない/79か月
FIT365(参考)2,980円645人/400人570人約-16.0万円/約38.0万円戻らない/戻らない
LifeFit2,980円660人/410人600人約-12.4万円/約41.6万円戻らない/112か月

「戻らない」は、10年(120か月)で初期費用を取り戻せないという意味です当サイト試算。「参考」は、初期費用か本部への支払いが非公開で、仮置きの値で計算した本部です。参考の5本部の結果は、判定には使っていません編集部判断。

計算に使った初期費用は、エニタイム1億円、フィットイージー・JOYFIT24・FASTGYM24は1億円の仮置き、FIT PLACE24 8,780万円、ワールドプラスジム6,700万円、スマートフィット100 5,730万円、HYPER FIT24 5,000万円です。LifeFit・MIRA fitnessは4,000万円、FIT365は4,000万円の仮置き、ECOFIT24は3,000万円、chocoZAPは2,200万円です。どれも開業前の販促300万円を別に足しています当サイト試算。

読み取れること編集部判断

傾向例
家賃で結果が大きく変わる都市部で回収できたのは4本部だけ。地方なら11本部が10年以内に回収
中価格の型は、会員が本部の平均まで届けば強いエニタイムは会員850人なら都市部52か月・地方37か月。実際の平均は882名(2025年12月)
低価格の型は、大型店で会員を厚く取れるかがすべてFIT PLACE24は1,678人の想定で都市部でも65か月。60坪以下の型は地方でも74〜112か月か、10年で戻らない
本部モデルが当サイトの式で再現できる本部があるエニタイム(損益分岐500名)、スマートフィット100(850人・地方で33か月=本部の「3年半以内」)、ワールドプラスジム(地方53か月=本部の平均3.5年に近い)

FIT PLACE24の会員水準は、代表発言の年商から換算した値です当サイト試算。パーソナルやオプションの売上を含むため、上振れしています。会員20万人÷約150店の1,300人で計算すると、都市部では10年で戻らず、地方は61か月です当サイト試算。

フィットイージーは200坪の型に1億円を仮置きしたため、都市部の家賃では大きな赤字になります。実際の店は中部のロードサイドが中心で、直営店の家賃は1店月約76万円でした第三者資料。この試算は、都市部の200坪で出す場合の注意として読んでください編集部判断。


店舗の生存

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公式の店舗一覧を、Wayback Machineの過去の記録と、2026年10月2日の一覧とで突き合わせました当サイト集計。店名で照合しています。一覧から消えた店が、すべて閉店とは限りません。移転・改称・別ブランドへの転換を含みます。

公式店舗一覧からの年換算消失率対象 11本部/単位 %/2026年10月時点/出典 各本部の公開情報・公式店舗一覧・当サイト試算
FIT PLACE2474→244店
年0%
ECOFIT2413→76店
年0%
年0.5%
MIRA fitness40→56店
年0.9%
FIT36596→148店
年1.4%
年2.7%
LifeFit39→497店
年2.9%
JOYFIT24207→196店
年3.5%
FASTGYM24111→85店
年7.6%
HYPER FIT2446→54店
年8.3%
中央値 1.4%年5%未満5〜10%10%以上
公式店舗一覧の新旧を店名で突き合わせ、年率に直した値(当サイト計算)。閉店率・廃業率ではありません。一覧から消えた店には、移転・改名・ブランド変更も含まれます。

物差しは上場FC

エニタイムの加盟店の退店率は、毎年1%未満でした(2025年3月期は年0.84%)第三者資料。理由は家主都合と契約満了が中心です。chocoZAPは2026年3月期の閉店を1店(オーナー都合)とし、収益が理由の退店はないと説明しています第三者資料。

本部ごとの結果

本部比較の期間店舗数一覧から消えた店年率当サイト集計
FASTGYM242023年2月→2026年10月111店→85店28店(25.2%)7.6%
HYPER FIT242023年12月→2026年10月46店→54店10店(21.7%、うち2店は改称の可能性)8.3%
JOYFIT242023年10月→2026年10月207店→196店21店(10.1%、うち5店はFIT365へ転換とみられる)3.5%
LifeFit2024年1月→2026年10月39→497(開業前を含む)3店(7.7%、いずれも2024年)2.9%
ワールドプラスジム2024年7月→2026年10月157店→161店9店(5.7%)2.7%
FIT3652023年10月→2026年10月96店→148店4店(4.2%、途中で開いて消えた1店は別)1.4%
スマートフィット1002023年3月→2026年10月46店→57店2店(4.3%)1.2%
MIRA fitness2023年12月→2026年10月40店→56店1店(2.5%)0.9%
フィットイージー2024年10月→2026年10月183→325(開業前を含む)2店(1.1%)0.5%
FIT PLACE242024年3月→2026年10月74→244(開業前を含む)00%
ECOFIT242024年6月→2026年10月13店→76店0(店名を取れた11店の範囲)0%

FASTGYM24。 2023年2〜9月に19店がまとめて消え、2026年8〜9月にも5店が営業を終えました本部公表。2022年に「5年で500店」を掲げたFCは、公式FCページで3店のままです本部公表。

HYPER FIT24。 北海道・埼玉・岐阜・大阪・京都・福岡から撤退した形です当サイト集計。公式のFC募集ページも、2026年10月時点で表示されません。

JOYFIT24。 直近1年(2025年9月→2026年10月)は6店が消え、新しい店は0でした当サイト集計。同じ本部のFIT365が、その間も増えています。

消えた店がほぼ0の本部。 FIT PLACE24・ECOFIT24・LifeFitは、店の多くが開業2年未満です。一覧から店が消えるかどうかは、これから分かります編集部判断。

本部の説明と、一覧が合わない例

本部本部の説明一覧で確認できたこと
FIT36511年以上撤退ゼロ本部公表3年で5店が一覧から消えた当サイト集計
フィットイージー店舗撤退・閉鎖の実績はなし(試験店を除く)第三者資料2022年10月期に直営25店のうち10店で減損第三者資料。一覧から2店が消えた当サイト集計
ワールドプラスジム以前は「途中脱退ゼロ」、現在は「5年以上の継続率90%」本部公表2年で9店が一覧から消えた当サイト集計
FASTGYM24「直営90・FC3」(2024年9月から同じ文言)本部公表現行の一覧は85店当サイト集計

本部の体制

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24時間ジムの本部は、上場会社から設立4年の会社まで幅があります。厚生年金の加入者数をそろえて取れたのは一部の本部だけで、1人あたりの店舗数の比較表は作れませんでした裏付け未取得。

本部(運営会社)分かったこと
エニタイム(Fast Fitness Japan)売上180億円・純資産139億円(2025年3月期)第三者資料。2026年4月にMBOで上場をやめ、以後は店舗数の発表のみ
フィットイージー東証プライム上場。売上97.3億円(2025年10月期)。売上の62.6%は加盟金やFC向けマシン・備品販売などの開発売上第三者資料
chocoZAP(RIZAP)親会社は上場で、売上収益1,672.6億円(2026年3月期)第三者資料。2024年に顧客情報約36.5万名が閲覧可能な状態だった(報道値)第三者資料
FASTGYM24(ティップネス)日本テレビHDの100%子会社。2026年3月期は純損失35.1億円(会社全体)第三者資料
JOYFIT24・FIT365(ヤマウチ)グループ売上479億円・従業員2,463名。フィットネス事業・FC事業の決算は非公開本部公表
MIRA fitness(aprecio)決算公告を公開。当期純利益4.18億円(2026年3月期、会社全体)本部公表
LifeFit(FiT)自己資本比率9.9%(2025年決算)第三者資料。2026年に東京メトロが15億円出資、30億円の融資枠を調達本部公表
FIT PLACE242022年設立。厚生年金の加入者45人で、営業中の推定219店第三者資料。資本金は資料により100万円と300万円で食い違う
ワールドプラスジム従業員123人(gBizINFO)第三者資料。決算公告は見つからない
HYPER FIT24(サンミュージック)従業員840名で、本業は書店・レンタルの複合店本部公表。財務は非公開
スマートフィット100資本金・財務は確認できない裏付け未取得
ECOFIT24(エーイーシー)資本金1,000万円のマシン輸入販売会社。財務は非公開本部公表

行政・消費者団体の記録

FIT PLACE24は、適格消費者団体から2024年3月以降4回、会員規約の違約金や免責条項について申入れを受けました第三者資料。2025年9月に規約を変え、団体は2026年2月に改善事例として公表しています第三者資料。ほかの12本部では、同様の記録を確認していません。確認していないことは「ない」ことを意味しません裏付け未取得。

マシンを売る本部

フィットイージー・ECOFIT24・LifeFitは、本部がマシンや備品を加盟店に売ります本部公表。本部が出店のたびに稼ぐ構造です。加盟店の店が長く続くかと、本部の収入が直結しません編集部判断。マシンの価格と、本部以外から買えるかを確かめてください。


条件別の候補

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おすすめの2本部

おすすめ向く人強み契約前に確かめること
ワールドプラスジム郊外・ロードサイドで、6,700万円前後を用意できる法人・個人加盟店5店の会員・家賃・年商・利益を公開。地方の家賃なら回収53か月当サイト試算ロイヤリティは公式非公開(第三者サイトで定額約35万円)。2年で9店が一覧から消え、店数はほぼ横ばい
スマートフィット1006,000万円前後を用意し、本部費を定額で読みたい法人・個人費用の内訳・定額月37万円・モデル収支を公開。3年半で消えた店は2店モデル収支の前提の食い違い。看板の月3,000円〜と平均会費6,000円の差。本部の決算

おすすめ2本部の資料をまとめて取り寄せる

あなたの条件ごとの早見表

あなたの条件比べる本部向かない本部
法人で1億円規模、複数店を出すエニタイム(法人向け)、フィットイージー(法人向け・200坪級)FASTGYM24、JOYFIT24(募集や費用が見えない)
郊外・ロードサイドで中価格ワールドプラスジム、スマートフィット100HYPER FIT24(一覧から店が多く消えた)
3,000万〜4,000万円で低価格・地方FIT365(費用を資料でそろえる前提)、LifeFit・ECOFIT24(実績待ち)chocoZAPを都市部の家賃で新規出店
低価格で大型店に会員を厚く集めるFIT PLACE24(年商1億円以上の法人)100坪以上の物件を確保できない人
個人で、運営を本部に任せたいECOFIT24(完全委託プランあり・様子見)法人限定の5本部(エニタイム・chocoZAP・フィットイージー・FIT PLACE24・HYPER FIT24)
都市部・駅前で出したいどの本部も、中位の会員数では回収が長い当サイト試算。会員850人級を見込める根拠を本部に求める60坪の低価格の型

条件次第・様子見の4本部

強みはありますが、資料で確かめないと判断できない点が残る本部です。

本部判定強み判断できない理由
FIT365条件次第3年で96店→148店、消えた店は年約1.4%。本部の母体が大きい初期費用・ロイヤリティ・契約条件がすべて非公開
LifeFit様子見費用と収支モデルを公開。東京メトロの出資店の約6割が直近1年の開業。公式のFC募集サイトが閉じている
ECOFIT24様子見ロイヤリティ10%(上限月30万円)、個人も加盟可店の4割強が直近1年の開業。決算・契約条件が非公開
MIRA fitness様子見消えた店は3年で1店。本部は黒字「1号店からすべて直営」で、加盟店の実績がない

おすすめしない・法人向けの7本部

おすすめしない3本部は、2026年10月2日時点の公開情報で、新規加盟は保留と判断しました。条件が変われば、判定も見直します。

本部判定主な理由
FASTGYM24おすすめしない公式一覧が111店→85店。費用・収支・契約がすべて非公開
HYPER FIT24おすすめしない2023年12月の46店のうち10店が一覧から消えた。公式のFC募集ページがない
JOYFIT24おすすめしないFC募集ページがなく、費用は非公開。直近1年の新規は0で、本部はFIT365へ店を移している
エニタイム法人向け法人のみ。閉店率は年1%未満で、法人の比較の基準
フィットイージー法人向け法人のみ。上場で店も会員も伸びるが、費用は機密保持契約の後に開示
FIT PLACE24法人向け年商1億円以上の法人が対象。ロイヤリティは本部の公開資料で確認できず、規約は消費者団体の申入れで変更
chocoZAP法人向け法人のみ。本部への支払いが売上の約36%で、都市部では回収できない試算

見送りの本部を考えていた人は、各本部ページの「代わりの候補」から、同じ予算で比べられる本部を見てください。

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下振れしたらどうなるか

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退会率が月4.5%になったら

退会が増えると、補うための獲得費が増えます。同じ式で、退会率だけを月4.5%にしました当サイト試算。

本部損益分岐 都市部/地方(月3%→4.5%)中位の会員数での月の利益 都市部/地方(4.5%)
エニタイム505→513人/365→372人約88.0万円/約178.0万円
ワールドプラスジム585→594人/420→427人約52.7万円/約142.7万円
スマートフィット100610→622人/450→457人約15.2万円/約105.2万円
HYPER FIT24660→674人/460→471人約-10.2万円/約79.8万円
FIT PLACE24985→1,038人/585→615人約136.4万円/約226.4万円
chocoZAP785→850人/555→599人約-7.1万円/約28.9万円
ECOFIT24605→635人/375→392人約-14.3万円/約39.7万円
LifeFit660→695人/410→434人約-19.6万円/約34.4万円

4.5%の列は同じ式で計算し直した値で、端数の扱いで3%の値と1人ほどずれることがあります。低価格の型ほど、1人の会費が小さいため影響が大きくなります。

ただし、この試算は獲得費の増加だけを見ています。実際には、退会が多いと会員が積み上がりにくくなります。その影響は、次の「会員が下位の水準のとき」で見てください編集部判断。

会員が下位の水準にとどまったら

本部下位の会員数月の利益 都市部/地方
FIT PLACE241,300人約71.6万円/約161.6万円(地方の回収61か月)
ワールドプラスジム602人約11.8万円/約101.8万円(地方の回収77か月)
エニタイム500人約-2.0万円/約88.0万円(地方でも10年で戻らない)
スマートフィット100500人約-60.2万円/約29.8万円
HYPER FIT24500人約-70.9万円/約19.1万円
chocoZAP568人約-33.5万円/約2.5万円
ECOFIT24360人約-56.6万円/約-2.6万円
LifeFit360人約-64.9万円/約-10.9万円

下位の水準は本部ごとに違います。エニタイムは損益分岐の目安、ワールドプラスジムは公開事例の最少の店、chocoZAPはチェーン平均です本部公表。

売却案件に出ていた加盟店の姿

M&Aサイトには、24時間ジムの加盟店の数字が出ていました第三者資料。いずれも売り手の自己申告です。

地域売り手が書いた数字
東京23区(2025年開業)会員約550名×客単価8,000円で月売上約450万円、営業利益は月約50万円。「フィットネス事業から撤退を希望」
静岡月売上約170万円に対し、営業利益は月約9.5万円
熊本月売上は平均90万円強、会員200人超。遠隔運営で本業の外として切り離し

都市部では、会員550名でも利益は月約50万円でした。初期費用1億円なら、それだけで回収に16年以上かかる計算です当サイト試算。

読者がやること。 本部に「既存店の下位25%の会員数と営業利益」を出してもらってください。その数字を上の表と並べると、自分の店が下振れしたときの姿が見えます。


この分析の限界

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限界中身補うには
退会率の確かな値がない24時間ジムの月次の退会率を公表している本部はない。3%は仮置き既存店の月次の退会率と休会率を聞く
本部への支払いが非公開の本部がある8本部はロイヤリティを公式に出していない。5本部は仮置きで計算したロイヤリティ・システム料・広告分担金の合計を書面でもらう
会員の水準は本部の数字中位・上位の会員数は、本部の公表値や本部の発言から換算した値が多い開業1年以上の全店の平均と下位の会員数を聞く
一覧から消えた=閉店ではない移転・改称・転換の可能性がある。エニタイムとchocoZAPは店名で照合していない消えた店の名前と理由を本部に聞く
比較の起点がそろわないWaybackの記録の有無で、起点は2023年2月〜2024年7月とばらつく本部に3年前の店舗一覧を出してもらう
付帯収入を入れていないパーソナル・オプション・都度利用の売上は0で計算した付帯収入の売上比と、その原価を聞く
時点の値2026年10月2日時点。キャンペーン価格や改定中の会費を含む通常価格と、改定後の会員の動きを聞く

本部の「回収◯年」「利回り◯%」は、どれも本部の自己申告です本部公表。前提(坪数・家賃・会員数・何を引いた利益か)が書かれていないものが多く、当サイトの試算とは定義が違います。

加盟前に本部へ出してもらいたい数字は、次の5つです。

  1. 開業1年以上の既存店の平均と下位25%の会員数・営業利益(モデルではなく実績)
  2. 毎月本部に払う額の合計(ロイヤリティ・システム料・広告分担金・保守費)
  3. 一覧から消えた店の数と、その理由
  4. 既存店の月次の退会率と、会員1人の獲得費
  5. 契約期間・中途解約の違約金・テリトリー・設備入れ替えの負担

使ったデータ

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データ中身件数
本部の募集ページ・ポータル・業界誌費用・ロイヤリティ・契約・支援・収支モデル13本部
店舗一覧の新旧比較店名で突き合わせ(エニタイム・chocoZAPはIRの店舗数)13本部(店名照合は11本部)
上場会社・大手の開示エニタイム・RIZAP・フィットイージー・ティップネス・カーブスなど7社
業界の統計矢野経済研究所・帝国データバンク・東京商工リサーチ・経済産業省市場・倒産・価格
売却案件バトンズ・TRANBI(24時間ジム81件+周辺業態33件)120件
標準化モデルの入力家賃・人件費・光熱費・警備・獲得費・退会率など中価格・低価格の2つの型

試算の式と前提は調査方法にまとめています。

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