ハンバーガー・ファストフードの開業ガイド
ハンバーガーFCのロイヤリティ比較|10本部の率・定額と、家賃に当たる本部への支払い・食材の卸値

編集部の判断
この業態の本部への支払いは、ロイヤリティの率では比べられません。
理由は2つです。1つは、マクドナルドのように家賃を本部に払う形があること。もう1つは、どの本部も食材を本部か指定先から買わせ、本部の取り分が卸値に乗ることです企業公表。モスの1%+1%が安く見えても、レンタル料と食材の代金を足さなければ比べられません編集部判断。
状況別:編集部ならこうする
| あなたの状況 | 編集部ならこうする |
|---|---|
| 率の低さで選びたい | 率と別に、本部から買う食材の価格表とレンタル料の全額を出させる |
| マクドナルドを検討する | レントロイヤルティーを含めた本部への支払いの売上比を、取得する店の損益で計算させる |
| 月商が読めない新しい立地に出す | 定額(JACK & SAWYERの月7.5万円)は月商が落ちても減らない。率の本部と月商別に比べる |
10本部の毎月の本部への支払い
| 本部 | 本部への率・定額 | 本部から買うもの | 確かめられた範囲 |
|---|---|---|---|
| マクドナルド | 総売上高の8.2%(ロイヤルティー3%・広告4.5%・インフラ0.7%)+レントロイヤルティー | 承認サプライヤーから買う(本部はリベートを受け取らないと明記) | 率は開示書面。レントは非公表 |
| バーガーキング | 売上の5.5%+広告3%+POS月4.4万円(税込) | 記載なし | ポータルの本部原稿 |
| モスバーガー | 総売上高の1%+広告1%+POS・看板などのレンタル料 | 本部か指定の供給者 | 率と定額は開示書面 |
| ウェンディーズ・ファーストキッチン | 売上の4%(販促分担金2%は第三者の記事) | 原則として本部 | 率は公式FAQ |
| the 3rd Burger | 月間売上の5%(税別) | 記載なし | 率は公式 |
| BRISK STAND | 売上の3%(下限5万円は第三者の記事) | パティ・バンズ・煮玉ねぎ | ポータルの本部原稿 |
| ドムドム | 売上の3%+システム料月5万円(2024年3月までの条件) | 記載なし | 過去の条件 |
| JACK & SAWYER | 席数で月7.5万〜15万円の定額 | 肉・バンズ・シーズニング | ポータルの本部原稿 |
| フレッシュネスバーガー | 非公開 | 記載なし | - |
| テディーズビガーバーガー | 『売上の一定割合』 | 記載なし | - |
企業公表
標準の月商での本部への支払いと原価
| 本部 | 標準の月商 | 本部への支払い(売上比) | 本部への支払い+原価(売上比) |
|---|---|---|---|
| マクドナルド | 2,225万円 | 8.2% | 45.2% |
| バーガーキング | 1,545万円 | 8.8% | 45.8% |
| ウェンディーズ・ファーストキッチン | 636万円 | 6% | 43% |
| ドムドム | 391万円 | 4.3% | 41.3% |
| BRISK STAND | 545万円 | 3% | 40% |
| JACK & SAWYER | 223万円 | 3.4% | 40.4% |
(当サイトの試算・参考。原価率は業態の共通の37%で、本部から買う食材の代金を含む。マクドナルドのレントロイヤルティーは家賃の欄に型の値で仮置きし、この表には入れていない)
家賃を本部に払う形
- マクドナルドの店舗の土地・建物の権利は本部側が持ち、加盟店は「ベースレント(固定額)」と「パーセンテージレント(総売上高×契約書の率)」の高いほうを本部に払います。
- 新店は開業から2年間パーセンテージレントだけです企業公表。
- 率と額は開示書面にも書かれていません。
- 当サイトは型の家賃(都市部150万・地方90万円)で仮置きしており、これが分からない限り、マクドナルドの本部費は「一部のみ確認」です編集部判断。
牛肉・油・小麦の値上げと店頭価格
ハンバーガーの材料の肉・チーズ・小麦・レタス・トマトの値上がりが続いています〔第三者報道〕。
原価率を40%に置くと、BRISK STANDの都市部の回収(店長を雇う・物件取得費を足す)は23か月から30か月に延びます(水道光熱6%と同時。試算)。
注意:大手は販売価格を本部が決めます。卸価格が上がってから店頭価格が上がるまでの差額は、加盟店が負います。改定の通知の期間と、店頭価格を誰がいつ決めるかを、契約書の形で確かめてください編集部判断。
本部に出してもらう数字
- 本部から買う食材の一覧と価格表、改定の決まり(全本部)。
- マクドナルドのレントロイヤルティーの率と、取得する店のベースレント。
- モスのレンタル料・共栄会費・支部会費を足した月の定額の全額。
- 最低ロイヤリティの有無(BRISK STANDの下限5万円)と、16〜26席の定額(JACK & SAWYER)。
- フレッシュネス・テディーズのロイヤリティと広告分担金。
根拠にしたデータ
- 本部の費用:各本部ページの「すべてのデータと出典」
- 試算:編集部の収支モデル
- 原材料の値上げ:編集部の市場の調べ
よくある質問
ハンバーガーのフランチャイズのロイヤリティの相場はいくらですか?
- 率で取る本部では、ロイヤリティと広告分担金の合計が売上の2%から8.5%までで、ほかに家賃に当たる支払いや、席数で決まる月7.5万〜15万円の定額を取る本部もあります企業公表。
- どの本部も食材の卸価格を出していないため、毎月の支払いの全額は分かりません。
マクドナルドのロイヤリティは何%ですか?
開示書面では、固定ロイヤルティー3%・広告宣伝費4.5%・インフラサービスフィー0.7%の合計8.2%(総売上高に対して・税別)です企業公表。これに家賃に当たるレントロイヤルティーが加わり、その率と額は公表されていません。
読み終えたら、次に見る
判定が上位BRISK STAND様子見
店の減少なし(27→27店)・回収 1年7か月(19か月)・判定の理由:実績不足
判定が上位マクドナルド様子見
店の減少なし(2108→2320店)・回収 3年3か月(39か月)・判定の理由:本部費未確定
全社を一覧でハンバーガー・ファストフードフランチャイズ10社の比較
判定・初期費用・本部へ払う額・店の増減を同じ表で
回収は各本部の判定に使う条件での試算
RE開業ガイド
あわせて読みたい
ハンバーガーのフランチャイズの開業資金|10本部の初期費用と、既存店の取得・一般のFC・グルメバーガーで変わる総額ハンバーガー・ファストフードのFC10本部の開業資金を比較。マクドナルドは加盟金500万円+既存店の取得額(約1億円が多い)、モスはビルイン…
ハンバーガーFCの失敗原因|家賃の見えない本部費・価格を決められない原価・人手・再編・グルメバーガーの流行ハンバーガー・ファストフードのフランチャイズが失敗する経路を、10本部の法定開示書面・募集ページ・公式の店舗一覧・売却案件・業界調査から整理…
ハンバーガーFCの説明会で聞くこと:10本部の未確認事項からハンバーガー・ファストフードのフランチャイズの説明会で聞くことを、10本部の本部ページに残る未解決の必須事項から数えました。1本部あたり中央…