条件から候補を絞る

マシンピラティス・ピラティススタジオ(女性専用・暗闇型・グループ/少人数型含む) フランチャイズ

マシンピラティス・ピラティススタジオ(女性専用・暗闇型・グループ/少人数型含む)フランチャイズの調査記録(全文)

マシンピラティス・ピラティススタジオ(女性専用・暗闇型・グループ/少人数型含む)フランチャイズの比較で使った前提・市場の分析・項目ごとの説明を、省かずに載せます。結論と比較表はマシンピラティス・ピラティススタジオ(女性専用・暗闇型・グループ/少人数型含む)フランチャイズ比較にあります。

業態横断ガイド:閉店率・撤退率|儲かる業種|説明会で聞くべき質問|少ない資金で始める

市場・収益分析の要点と、店の推移の記録

03市場・収益分析

15社を同じ物差しで調べて分かったこと

1

照合の起点から現在までに一覧に新しく載った店と消えた店

公式の店舗一覧を、本部ごとに照合の起点と現在で店名・住所で突き合わせました(期間は本部ごとに違い、約1.1〜2年)。直近1年の区切りで店名を突き合わせて集計できた本部は、15本部中0本部です。そのため、この図は照合の起点から現在までの増減です(編集部の判断の「この1年」の表は、一部の本部について一覧を別に数えた値で、対象の本部数を表に書いています)。7社の中に、一覧に新しく載った店より一覧から消えた店が多い本部はありませんでした。

ソエルスタジオ・CLUB PILATES・the SILK・Repilates・Beat Pilates・Pilates isM・KX PILATESは店舗単位の照合が未実施(総数はIR等で確認)のため含みません。

STUDIO IVY+109店(37→146店・載111・消2)
La pilates+66店(39→105店・載67・消1)
YUZUパーソナルピラティス+57店(19→76店・載57・消0)
ピラティススタジオDEP+34店(36→70店・載37・消3)

上:照合の起点から現在までで一覧の店が増えた本部/下:減った本部。括弧内は起点→終点の店舗数と、一覧に新しく載った店・消えた店の数です(起点+載った−消えた=終点)。一覧の動きで、実際の開店・閉店とは限りません。消えた店には移転・改名を含む場合があります。

2

黒字に必要な会員数は、本部どうしで比べられない

毎月の本部への支払いの総額を確認できた本部がなく(参考扱いの11社は除く)、黒字の境目を本部どうしで並べていません。本部ごとの参考の値は各本部ページにあります。

参考扱いの本部の値は、本部への支払いの未確認分を足すと上がる向きです

3

初期費用を取り戻すまでの期間(確認できる本部なし)

標準の会員数・都市部の試算です。判定に使う回収の期限は5年で、図の縦線が期限です。毎月の本部への支払いの総額と初期費用を確認できた0社のうち、0社は期限内に初期費用を取り戻せません。本部への支払いが非公開・未確定などで参考扱いの11社は、この数に入れていません(本部ページに参考値)。

短いほど早く回収できる(開業から6か月で会員数が上がる前提)。確認できた0社をすべて表示。回収は、本部が公表した初期費用(判明分の合計・税抜)で計算しています。物件取得費・内装など開業支出の一部を含まない本部は、実際の回収はさらに延びます(立ち上がりの赤字は月別の試算に入れてあり、予備は回収の対象に入れません)

市場・収益分析レポート15社の店舗数の増減・損益分岐・回収期間・本部の体制をすべて見る(約10分)

公式の店舗一覧:どの本部も1〜2年で2〜4倍、消えた店はWECLEだけ目立つ

本部照合の起点 → 今消えた店
STUDIO IVY2025年1月 37店 → 146店2店(5.4%)
La pilates2025年7月 39店 → 105店(ほかにOPEN予定16)1店(札幌。改名か)
YUZU2024年11月 19店 → 76店(ほかにOPEN予定14)0店
DEP2024年11月 36件 → 70件(表記揺れを含む)3件(8.3%)
WECLE2025年4月 19店 → 23店(ほかにComing Soon 6)5店(26.3%。移転とみられる2店を除いて3店)
Lien2024年10月 9店 → 9店0店
5pilates2025年9月 2店 → 3店0店

(公式の店舗一覧の過去と今の店名の照合編集部の集計(2026年10月25日)。the SILK・CLUB PILATES・SOELU・Repilates・Beat Pilates・Pilates Synergy・Pilates isM・KX PILATESは画面の作りや保存の不足で照合できず、本部の発表の数だけ。消えた店は閉店と同じではない)

本部の発表では、SOELUは2025年1月の23店から2026年10月の106店、CLUB PILATESは2024年3月の48店から88店、Repilatesは2025年10月の13店から39店、Pilates isMは2025年10月の5店から店舗ページ17件です企業公表。

第三者の集計では大手直営のRintosullが1年で100店から260店超、pilates Kが60店から159店に増え、「1駅周辺に10店舗以上が乱立するエリアも珍しくなくなりました」(集客会社)〔第三者資料〕。フィットネスクラブの倒産は2026年1〜8月で26件と過去最多のペースです(東京商工リサーチ)〔第三者報道〕。

そのほかの記録

1台に30人の会員で、店長を雇って地方で黒字になる本部はある。ただし前提は編集部の仮定

グループ型は売上=会員数×月会費で、会員数はマシンの台数×1台の会員数(20・30・40人)と置きました。

30人はRepilatesの収益シミュレーション(300〜400人/12台)とWECLEの損益分岐(320人/10台)の間です企業公表。

インストラクターは業務委託で1レッスン5,000円(同業の求人『50分5,100円〜』から)、1レッスンの埋まりは6割、店長は社員月34.5万円、退会は月4%で1人1.5万円かけて補充、家賃は地方で坪1万円です。

本部台数×1台30人店長を雇う地方の月の利益回収(地方・店長を雇う)黒字に要る会員(地方)
Repilates12台・360人197.1万円27か月(地方・店長を雇う・インストラクターは業務委託・参考)107人(地方・店長を雇う・インストラクターは業務委託・参考)
CLUB PILATES12台(仮定)・360人179.2万円46か月(地方・店長を雇う・インストラクターは業務委託・参考)119人(地方・店長を雇う・インストラクターは業務委託・参考)
Beat Pilates10台・300人120.8万円11か月(地方・店長を雇う・インストラクターは業務委託・参考)108人(地方・店長を雇う・インストラクターは業務委託・参考)
WECLE10台・300人100.5万円(ロイヤリティ10%仮置き)36か月(地方・店長を雇う・インストラクターは業務委託・参考)196人(地方・店長を雇う・インストラクターは業務委託・参考)
SOELU本部の例400人146万円(ロイヤリティ10%第三者)25か月(地方・店長を雇う・インストラクターは業務委託・参考)(物件取得費を足すと28か月(地方・店長を雇う・インストラクターは業務委託・物件取得費(家賃10か月分)を足した・参考))197人(地方・店長を雇う・インストラクターは業務委託・参考)
5pilates5台・150人−43.4万円10年で戻らない(地方・店長を雇う・インストラクターは業務委託・参考)326人(地方・店長を雇う・インストラクターは業務委託・参考)(定員上限200人を超える)

(試算・参考。1台の会員数は編集部の仮定で、本部費が「金額・支払条件を確認」の本部はない。詳細は各本部ページの収支)

パーソナル型は、オーナーが自分で教える前提でないと生活費が残らない

パーソナル型は売上=インストラクター人数×月150時間×稼働率×1時間の売上で、会員数に直して置きます(売れた時間÷月4回)。報酬は業務委託で売れた1時間3,000円(La pilatesは全員正社員で1人月35.5万円)。

本部人数本部費雇う地方の月の利益(稼働率62%)本人が1人分として立つ地方の回収(生活費控除後)
La pilates正社員4人入金売上の12%76.6万円26か月(地方・本人がインストラクター1人分・生活費控除後・参考)
Pilates isM2人10%(第三者)56.7万円11か月(地方・本人がインストラクター1人分・生活費控除後・参考)
YUZU2人15%+5.5万円(第三者)28.8万円計算不能(総額非公開)
STUDIO IVY1人15%(第三者)15.2万円計算不能(総額非公開)
DEP1人(本人)20%+広告5万円6.2万円計算不能(総額非公開)

(試算・参考。La pilates・YUZU・STUDIO IVYは1回の時間が非公開で所要時間が未確認。La pilatesの単価は料金ページが閲覧できず代替値)

けがと保険:映像・少人数で「講師1人が複数人を見る」型は注意喚起の事例そのもの

消費者安全調査委員会の報告書(2026年5月27日)は調査対象にピラティスを含め、事故情報データバンクの196件のうち81件(41%)は治療に1か月以上を要し、事例に「パーソナルピラティスの初回レッスンで胸椎を圧迫骨折し、入院した」(60歳代)があります行政資料。消費者庁の注意喚起(2026年8月6日)の事例1は「マシンピラティスを講師の指導と動画を観ながら行った。

講師一人が複数人について時々指示をしながら行うが…腰を痛めてしまった」です行政資料。賠償責任保険の加入と補償額を募集ページに書く本部は、15本部に1つもありません企業公表。ピラティスは特定継続的役務に入らず、前払いの返金の条項は消費者契約法で争われます行政資料。

マシンは買ったら戻らないお金

  • 国内メーカーの業務用リフォーマーは税込25万〜55万円、販売店は「業務用は30万〜100万円程度」と書きます〔企業公表〕。
  • 本部の機材費はRepilates 1,000万〜1,500万円(12台)、WECLE 700万円(10台)、Beat Pilates 220万円(6〜13台・「相場の半額」の輸入機)、La pilates 165万円で、1台の価格は17万〜125万円と5倍以上の幅があります企業公表。
  • 耐用年数と入替えの義務を公開する本部はなく、7年で入れ替える積み立てはRepilatesで月14.9万円、WECLEで月8.3万円です(試算)。
  • 売りに出た店では、30台・内装1,000万円・マシン700万〜800万円の店が希望1,000万円、7台の店が500万円でした編集部の集計(2026年10月25日)。

まだ分からないこと(全本部)

  • 近くの加盟店の、開業1年後の1台の会員数と月の退会率(平均と下位の店)。
  • マシンの機種・台数・リース料・保守・入替えの義務と費用負担。
  • インストラクターの雇用形態・1レッスンの報酬・採用の支援と、辞めたときの補充。
  • 候補物件の床の耐荷重・防音・天井高・管理規約(ワンルーム型は事業利用の可否)。
  • 半径1〜2km内の大手直営(Rintosull・pilates K・zen place)と同じチェーンの出店予定。
  • 加盟店が入る賠償責任保険と事故時の対応、会員規約の最低継続と返金。
  • 本部の他ブランドと契約相手の法人(親会社・グループ会社・資本金)。
  • 法人番号の変更履歴と厚生年金の加入者数(全社未照合)。