保育・幼児教育(認可外・企業主導型・幼児教室)の開業ガイド
保育園・プリスクールのフランチャイズの開業資金|12本部の初期費用と、公費が取れないときの赤字

編集部の判断
保育FCの開業資金で見るべきは、初期費用の額ではなく、開園してから在籍が埋まるまで止まらない人件費です。
保育従事者2人以上・3分の1以上が保育士という指導監督基準は、在籍が1人でも守る決まりで、定員19人の園でも配置の人件費は月175万円かかります(試算の配置)。認可外の保育料(都市部 月57,000円)では、在籍が定員まで埋まっても黒字になりません。初期費用が400万円台でも、開園後の赤字を埋める現金は青天井です編集部判断。
もう1つは、何が初期費用に入っていないかです。ちびっこランドは物件取得費が別、CECIは本部への450万円だけで施設の設営費と物件が別、COCOASの2,500万円〜は内訳がありません企業公表。
状況別:編集部ならこうする
| あなたの状況 | 編集部ならこうする |
|---|---|
| 500万円前後で小さな保育園を開きたい | 認可外のまま開く前提なら見送る。小規模認可の公募に通る見込みと、通らないときの加盟金の扱いを書面で決めてから比べる |
| 3,000万円前後を用意して英語プリスクールを開きたい | COCOASの2,500万円〜の内訳(物件取得費を含むか)とロイヤリティを書面で出させ、CECIの施設を含む総額と並べる |
| 法人で定員の大きい英語幼児園を開きたい | KDI・キンダーキッズの資料で初期費用とロイヤリティを出させる。どちらも公開資料では額が分からない |
12本部の初期費用(公表の値)
| 本部 | 公表の初期費用 | 含むもの・別のもの | 税 |
|---|---|---|---|
| 保育所ちびっこランド | 開業資金の目安413万円〜 | 加盟金243万・教育費28万・設備費142万。物件取得費は別(ポータルの本部原稿・運営会社は旧社名のまま) | 税別 |
| CECI | 本部への450万円 | 会費300万・初期準備とコンサルティング費150万。施設の設営費・物件は別で総額なし | 税区分不明 |
| COCOAS KIDS | 2,500万円〜 | 加盟金700万円(研修・開園支援を含む)を含む。内訳なし | 税区分不明 |
| TOEアカデミー | 開業資金4,320万円+加盟金500万円 | 保証金1,350万・初期備品310万・物件取得560万・設備投資1,600万(ポータルの本部原稿・会社名なし) | 税別 |
| ぼくのひみつきち | 初期投資3,350万〜8,750万円(手元資金1,375万〜3,775万円) | 企業主導型保育の助成を前提にした額(新規募集は2022年度以降停止) | 税区分不明 |
| スクルドエンジェル保育園 | 700万円(2023年のポータル・過去条件) | 内訳なし。FC本部の法人は2023年4月に閉鎖 | 税別 |
| マザーグース・KDI・キンダーキッズ・ファーストラーニング・ママズスマイル・EQWEL | 非公表 | 資料請求・説明会・問い合わせで案内 | - |
企業公表
事業に必要な現金:初期費用+立ち上がりの不足
- 開園から在籍が標準まで増える間(認可外の型は9か月、プリスクールは12か月)の月別の収支を、初期費用に積み上げた最も深い点が事業に必要な現金(借入前)です編集部の試算。
| 本部 | 初期費用 | 園長も雇う | 本人が園長 |
|---|---|---|---|
| COCOAS KIDS | 2,750万円 | 4,868万円 | 4,361万円 |
| ちびっこランド | 454万円 | 底が来ない | 底が来ない |
(試算・参考。事業に必要な現金(都市部・標準の在籍。COCOAS 53人、ちびっこランド 15人)。保育料は非課税で売上はそのまま、本部費・初期費用は税別・税区分不明を1.1倍した税込。COCOASのロイヤリティは売上の10%と仮置き。ちびっこランドは認可外の保育料で、園長も雇うと標準の在籍で月−161.6万円)
物件と設備
認可外保育施設の保育室は乳幼児1人あたり1.65㎡以上で、調理室・便所・避難の経路も要ります行政資料。
ちびっこランドの本部原稿の例は30坪・園児19名、スクルドのFAQは1園目を25〜30坪未満とし、COCOASは180㎡以上(約55坪)を条件にします企業公表。物件取得費を初期費用に含むと書くのはTOEアカデミーの本部原稿(560万円)だけで、ほかの本部は別か含むかが分かりません企業公表。
初期費用の外にある費用
- 保育士の採用費:保育士の有効求人倍率は全国で3.88倍(2026年1月)です行政資料。求人広告や紹介会社の費用は、どの本部の初期費用にも入っていません。
- 開園前の人件費:4月に開園するなら、保育士は1〜3月に採用と研修を終えます。開園前の給与は初期費用に入りません。
- 外国人講師の採用・ビザ:英語プリスクールでは、講師の採用とビザの費用の負担者を本部が書いていません(COCOAS・キンダーキッズは採用支援を挙げる)企業公表。
自己資金・借入・生活費を分けて考える
本人が園長として入る試算の回収は、生活費月25万円を引いた残りで数えます。
COCOASの型は地方でも8年3か月です(試算)。借入と返済を入れた月末の残高は、収支シミュレーターと資金計画のガイドで自分の値に置き換えてください。
売りに出ている園を買う場合
- バトンズとTRANBIの一覧の1ページ目を中心に見た保育・幼児教育の売却案件28件のうち、認可外・インターナショナルスクール・託児は8件で、希望価格は300万〜3,200万円でした〔第三者資料〕編集部の集計(2026年10月18日)。
- FCの語がある案件は3件で、どれも本部名を伏せていました。
本部に出してもらう数字
- 物件取得費・内装・設備・開園前の人件費を含む開業までの必要額(全本部)。
- 今の加盟金・開業資金(ちびっこランドの本部原稿は旧社名のまま)。
- 施設の設営費と物件を含む総額(CECI)、2,500万円〜の内訳(COCOAS)。
- 小規模認可に採択されなかったとき・開園前に解約したときの加盟金の返金の定め(全本部)。
根拠にしたデータ
- 本部の初期費用:各本部ページの「すべてのデータと出典」
- 試算:編集部の収支モデル
- 売却案件:編集部の売却案件の集計
よくある質問
保育園のフランチャイズは、いくらあれば始められますか?
- 本部の資料に書かれた開業資金は、ちびっこランドの413万円〜(税別・物件取得費は別)からTOEアカデミーの4,820万円(開業資金と加盟金の合計・税別)までです企業公表。
- ただし認可外の保育料では基準の配置の人件費を賄えず、開園後の赤字を埋める現金が別に要ります。
保育士の資格がなくても開業できますか?
オーナー本人に保育士の資格は要りません。認可外保育施設は都道府県への届出で開けます行政資料。ただし保育従事者の3分の1以上を保育士にする決まりがあり、オーナーが資格を持たなければ、その分の保育士を雇う必要があります。
読み終えたら、次に見る
初期費用が少ないCOCOAS KIDS様子見
初期 『2500万円〜』。加盟金700万円。物件取得費を含むかは不明・判定の理由:本部費未確定
判定が上位ママズスマイル様子見
初期 非公開・判定の理由:本部費未確定
全社を一覧で保育・幼児教育(認可外・企業主導型・幼児教室)フランチャイズ12社の比較
判定・初期費用・本部へ払う額・園の増減を同じ表で
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